2級FP技能士の勉強法
AFP講座受講者以外の場合を解説します。
ようするにAFP+2級FP技能士資格講座を受けてない方、
・3級技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
以上の3つのパターンの人です。
基本的に独学の人でしょう。
一番のポイントはAFP講座受講者と違って「提案書」を作成しなくてもいいということですね。
より短時間で2級FP技能士を取得するには、大きなポイントだと思います。
提案書を作成しないでFPなのかという意見もあるでしょうが、どちらにしてもFP技能士は「業務独占資格」ではなく「名称独占資格」なので、あくまで資格を取得してからのことが大事なのではないでしょうか。
私はCFPまで進もうと思ってたので、ユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座で受講しましたが、じゅうぶん独学で合格する資格だと思います。
この資格の一番の特徴は「広く浅く」というところでしょう。
私は宅建資格を取得しましたが、宅建資格は2級FP技能士に対して「狭く深い」資格です。
宅建資格と2級FP技能士は似たような難易度だと思いますが、性質はまったく正反対です。
あくまで私の個人的な意見ですが、
効率的な勉強法は
範囲が広いのでテキストを読む時に細部にこだわらないようにする。とにかく6科目分を最速のスピードで一通り読みこむ。
とにかく少しでも早い時期から過去問を解いていく。問題を解いてからわからない所をテキストで確認するという方法の方が、逆に一番効率がいい。
範囲が広いので、以前勉強した科目が次の科目を勉強すると忘れてしまうことがある。それを防止するためにも、たとえばトータルの時間が120時間なら、6科目勉強するのを1回とすると、1回(12時間)×10セットよりも1回(6時間)×20セットの方が効率がいい。
とにかく予想問題集よりも過去問。過去問を徹底的に繰り返す。ただ法改正の多い分野の資格なので、受検する時期にもよるが1年に3回ある検定なので最近の過去問3回〜5回分を何度も繰り返す。それより古い過去問を解くのは逆効果。
といったところでしょうか。
提案書を作成するという時間を、試験のための勉強に充当できるというメリットがありますので、有効に使って下さい。